カット専門店で働くパートさんの事が知りたい!
パートでカット専門店で働くイメージをしたい!
美容師でパートとして復帰したいと思っている人は少なくありません。
お子様ができたので、時間を短くして働かなくてはいけない状況になったお母さんは沢山います。
以前は社員として働いていましたがパートに切り替える事になる方は多いはずです。
契約を切り替える際に仕事と働き方はとても不安になる。
また、フルタイムだけど出勤が社員よりも少ないパートを希望する人もいます。
別の仕事と掛け持ちをしたり、プライベートの時間とのバランスを考えて働いている方です。
どちらのパターンのパートさんにも参考になる内容になります。
この記事ではカット専門店でパート美容師の働くイメージができるようになる為に、タイムスケジュールやどんな働き方をしているのか解説していきます。
私は美容師歴18年以上でカット専門店には8年以上勤めています。
役職もあって働き方の事ではパートさんとも良く相談をしている立場にあります。
これから、パート契約を考えている。
パートとして求人を探している人の為になる情報になると思いますので、是非最後まで読んでください。
この記事でわかる事
- パートのタイムスケジュール
- 福利厚生や社会保険
- 急な欠勤や自由シフト
- 社員との違い
パートでもカット専門店で雇ってもらえるのか。
採用する会社としては、パートへの契約変更や募集については労働条件が会社と合っているのであれば是非働いてほしいと考えています。
人件費に余裕のある会社であれば、労働の条件が合わなかったとしても、人柄が良い事や独自の強みがある場合は条件が合っていなくても採用したいと考える企業もあります。
【会社が考える理想の労働条件】
- 忙しい日や忙しい時間だけに絞って人員を確保したい。
- 人員は足りているが、休憩時間の確保や事務などの業務をする為に短時間だけいてほしい。
- 技術指導が必要なく即戦力になる。
などの理由があれば求人募集をしていると考えられます。
ネットなどで求人の募集をしていれば、採用は前向きに考えているはずです。
もし求人がみつからなくても、連絡して聞いてみることも大事です。
私の勤めてる会社でも労働の条件が合っていなくても、不採用にするにはもったいない人材と感じれば採用する事はよくあります。
技術については、なるべく教育が必要でない人材がほしいと考えます。
技術指導が必要になるという事は売上に繋がらない、人件費が発生するという事です。
教育に必要な時間が短ければ、採用の可能性は低くないですが。
カットを初期の段階から教育が必要になるのであれば、その時間を作る事が難しいため採用してもらえない可能性は高いです。
資金の余裕があり、教育できる環境が充実している会社であれば採用の可能性はあります。
採用はあくまで総合的な判断をするので希望は捨てないでください。
気になった職場があれば是非積極的に連絡をとってみましょう。
タイムスケジュールについて
出勤時間とパート契約
契約の勤務時間に合わせて出勤します。
契約開始時刻の10分前には出勤して準備をします。
契約の時間になったら勤務開始といった流れです。
あくまで参考ですが。
勤務時間は短時間の方だと10時~15時 12時~17時 17時~21時
などのパターンを多く見かけます。
もう少し長い時間のパートさんでは10時〜19時 12時〜21時などのパターンもあります。
それぞれの生活環境によって働く時間は様々ですが。
大体はこの時間での契約パターンになる方が多いのではないでしょうか。
勤務中
勤務中に求められる仕事はメインで働く社員の方と変わりはありません。
美容師というサービス業では、お客様の担当をする時点で提供する側の対応は変わらないからです。
カット専門店でも同じです。
能力も社員と同じように求められます。
従業員が同じレベルの接客ができる。
技術ができるといのも前提となります。
もし、会社にマニュアルのようなものがあるのであれば、それを遵守する事が望ましいと思います。
退勤
契約の時間になったら時間通り帰る事ができます。
ただし、お客様の担当をしている場合は途中で止める事ができないのでお客様が終わるまでは担当して頂いています。
基本的にカット専門店の施術時間は10分〜20分が平均的ですので、契約している時間を過ぎてしまう事もでてきます。
絶対に時間を過ぎる事ができなければ、それに合わせた労働条件を見直すことをおススメします。
以上がパート契約の方のタイムスケジュールになりますが、あくまで私の知る限りでのパートさんの勤務状況をお伝えする為、例外がありますことをご理解ください。
社会保険や福利厚生
社会保険
パートさんで気になるのが社会保険の扶養や税金の扶養によって労働時間を判断されている方が多い点です。
会社によって保険の加入状況が違うので、事前によく確認しておくといいでしょう。
労働時間が長いパートでは自分の家族を扶養に入れたいと考えている人もいるかと思います。
また、短時間のパートさんで旦那さんの税金の扶養範囲内で働きたいなどもあるかと思います。
社会保険の内容を聞くことで印象が悪くなるなどもないので安心して会社に聞くといいと思います。
福利厚生
福利厚生は会社によって様々です。
対象も会社によって違います。
基本的にはフルタイムで働いている方への従業員満足と考えている為、短時間であったり社員でないという理由で対象外になっている可能性が高いです。
パートであればあまり期待はしない方がいいでしょう。
もし気になるなら、色々と問い合わせてみるのもよいですがあくまで期待しすぎるないほうがいいでしょう。
急な欠勤、自由シフト
シフトの柔軟性や欠勤した時の対応についてですが。
時短のパートさんは自分以外の体調やスケジュールの影響を受けやすいので、柔軟に対応してもらえる会社の方が安心です。
どうしても休まなければいけない理由があったり、どうしても出勤できないなどが当たり前です。
会社にも急に欠勤しなくてはいけなくなった時に、何とか出勤してほしいなどを言われてしまうと大変なやり取りになって心身ともに疲れてしまいます。
シフト制での運用が一般的ですが、希望の休みも柔軟にとらせて貰えないこともあると思います。
なので、オススメできる会社の選び方は柔軟に対応ができる従業員数の多い会社です。
そういったところであれば、いくらか工夫する対策をとりやすいはずなのでイレギュラーな状況でも助けてくれる可能性が高いです。
気持ちとしても安心して働けると思うので参考にして頂けたらと思います。
社員との比較
今後は社員として働く予定がある人やパートにするか社員で働くか迷っている方などもいるはずです。
その時に、考えるのは社員で働く事のメリットとパートでのメリットでしょう。
これは会社の風土や福利厚生や待遇などで判断が変わってくるのでハッキリとお答えする事はできません。
会社に貢献してくれる人材を手厚く歓迎したい気持ちはどの企業にもあります。
社員であれば、労働時間も長く多くの貢献をしてくれるであろうと考えるので、その分昇給面であったり評価について優位性があるのは否めません。
その分、社員の細かいところまでお願いされる事が多くなります。
反対にパートであれば時間の融通が多少きいたりなどもあるとは思いますが、会社からの還元は少なくなると考えるのが自然です。
キャリアアップを選ぶのか、プライベートの時間の自由度を優先するのかは人それぞれだと思いますので、希望の会社に入ってみてからでも変更はできるはずなのでゆっくりと考えてみるといいと思います。
まとめ
私の身近なパートさんがカット専門で働いている状況について記事にさせて頂きました。
これから、パートとして入社を考えている方や社員からパートに変更しようとしている方はご覧になって頂けたかと思いますが。
仕事をする事は基本的に社員もパートも違いはありません。
パートさんの採用に関しては働ける時間や能力によって違いますし、受け入れる会社の余力によっても変わってきます。
希望通りの条件で働けるかは会社の規模によって、柔軟性も違ってくるのでよく確認して検討してから決めてください。
簡単に抑えておくポイントとしては、パートさんの採用が多い会社は働きやすい可能性が高い。
同じ境遇の方が多いことで、運営に工夫もされているはずです。
パートの採用になれていない会社よりも、ずっと働きやすい環境が工夫されているはずです。
迷った時は一つの判断基準にされると良いと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コメント